無力さ
ひさしぶりの日記。2009年度から書くことがなかった。なんとなく、書いて読まれてコメントされることの不思議な気分がそうさせたのかなぁ。自分の日記のつもりでかいてたものが、人に読まれるためのものになってることに気づきはじめて、そうなってる自分の書き方に気分が悪くなってやめてた。
ま、でもそういうのもいいんじゃないか(笑)
やっぱり、前みたいに自分一人の自己満で日記を書き始めることにする。
最近ボランティアで、庇護申請者の人と接することが多い。
携帯番号も交換したりして個人的な付き合いもある。
今日電話が来た。今住んでいるところを「一週間以内に出ていかないといけなくなった」らしい。
いろんな人にかけあってみたけど、住居が見つからないと言っていた。
一週間たって見つからなければ、「入管に行って住むところが無いと言って捕まりに行くしかない」と。
かなしすぎる。なんか似たような話を聞いたことが。貧困で困ってる老人が、食べていけないから罪を犯して刑務所に入るってニュースがあったような。日本ってそんな国なんだろうか。
あんなに嫌がっていた悪環境の収容所に、住処を求めて収容されに行くしかないという庇護申請者の状況って一体・・・。難民条約に加入している日本が、こんな待遇で庇護申請者や難民を受け入れているのを、UNHCRは一緒になって見逃している気がする。
その電話で、すぐに住居を探すともいえず、どう言葉を返していいかもわからず、ただ話を聞くしかできない自分の無力さに、心が苦しくなる。